2011年4月28日木曜日

変えることは勇気がいることで、相当な労力が必要。
何年経っても変わらないといことは素晴らしいことだけれど、
やっぱり流行り廃りがあるもので、必要に迫られる時が来ると思います。


今日は見事にデザインの変化を遂げたある会社のお話。
変わった直後は色々とメディアににも取り上げられていたし、変わってから結構たってるので
知ってる方も多いかと思います。

それは「あめやえいたろう」です。
榮太樓總本鋪は創業が安政4年という老舗の中の老舗。
そんな超老舗が、ここまで大きな変化を遂げたんだからびっくりです。

きっかけは、新宿伊勢丹のデパ地下が若い女性をターゲットに大幅に変更するということから。

しかし、ここまで変わるとは誰も思ってなかったんではないでしょうか?
お店は白を基調としていて、その白が色鮮やかな飴を引き立てするだけでなく、
飴そのものも一つのデザインとして成立しています。

それが見事にヒット。
まさに大成功となったのです。


冒頭にも書きましたが、何百年と続いた老舗がここまでの変化を遂げるのは、物凄く勇気が
いることだと思います。
既に一つのブランドが確立されているので、それを壊すことになるわけですから。

それでも踏み切ったのは時代の流れで変化するニーズに対応しなければいけないという、
危機感もあり、さらにはその先の時代を見越してのことだったのではないでしょうか?

そう考えると、自分たちもクライアントに何が必要なのか、生活者は何を必要としているのか、
といったことを考えた提案をしていく必要があるのだなと思います。

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